まず断熱とはなんでしょう?
断熱とは熱が伝導や対流、放射による伝わるのを防ぐことをいい、
断熱材とは熱を伝えないように作られた材料のことをいいます。
家づくりに欠かせない断熱材には次のような役割があります。
・外からの暑さ・寒さを遮る
・室内を一定温度に保つ
つまり、断熱材は夏は涼しく、冬は暖かい快適な家づくりを可能にするアイテムなのです。
最も広く利用されている断熱材は、対流を起こさないように気体の小泡を多量に持つもので、
一般的に熱伝導率が0.1W/(m・k)より小さいものを利用しています。
身近なものでは、クーラーボックスや羽毛布団、建物の床や壁、
スペースシャトルやロケットの外壁などにも使われています。
現代の生活には、断熱材は無くてはならない存在です。
断熱材は大きく分けて「繊維系断熱材」「発泡プラスチック系断熱材」「天然素材系断熱材」の3つに分類されます。
ガラスを繊維状にしたもので、繊維の隙間に空気を閉じ込めた断熱材です。
【例】グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー など
プラスチックを発泡させ、細かい気泡の中に空気を閉じ込めた断熱材です。
高性能品の中には断熱性の高いガスを閉じ込めたものもあります。
【例】押出発砲ポリスチレン、ウレタンフォーム、フェノールフォーム など
無添加で自然素材を利用している断熱材です。環境に優しいですが高価になります。
【例】羊毛や炭化コルク など
このようにたくさん断熱材がありますが、
さくらの家ではフェノールフォームという断熱材を使用しています。
それでは次回はフェノールフォームについて説明いたします!(^^)!