
プレウォールの耐震性を三次元実大振動実験にて証明!


積雪1mを想定した積雪荷重を10トン、積載荷重を8トン、合計18トンの荷重をかけた状態で、震度7を2回、震度6弱を8回、合計10回の加震に耐えられました。 試験体は構造体のみでありましたが、実際の建物では石膏ボードの強度も加わり、より一層強い構造となります。



柱、梁、壁、床が一体となって建物を支えることで、高い耐震性を確保しながら、大空間・大開口のある設計も可能にしました。 パネル工法の強度と在来軸組工法の柔軟性を兼ね揃えた「プレウォール」は、「耐震性」と「暮らしやすさ」の両立を実現します。
柱や梁などの軸組に加え、床や壁のパネルを組み合わせた「プレウォール」は、耐力壁をバランスよく配置する“モノコック構造”を採用。地震に強く、優れた耐震性を発揮する理想的な構造です。

「モノコック構造」は、ジャンボジェット機にも使われる一体構造のことで、どの方向から荷重がかかっても全体に分散し、部分的なひずみやくるいが生じにくいのが特徴です。


独自開発の「真壁サンドイッチ構造」により、高い耐震性を実現し壁倍率3.3倍、5倍で設計が可能。 「真壁サンドイッチ構造」は、地震の揺れを受けると壁がしっかり突っ張って力を吸収し、建物を守ります。 柱に壁材を直接釘で留める「大壁構造」と比べて柔軟性が高く、繰り返しの揺れにも強いため、余震が続いても安心です。

2回目以降、強度の低下が少なく、繰り返しの地震に強い。 1回に受ける強度低下が極めて少なく10回連続加振でも、設計値を大きく上回る強度が確保されます。

微動探査システム:地盤の揺れやすさによって、震度6の揺れが震度7の揺れに増幅!
従来の「SWS 試験」※でわかるのは地盤の強度で、地盤沈下(建物の傾き)などの被害を未然に防ぐための調査です。
これに地盤の揺れやすさを測定する「微動探査システム」を組み合わせることで、地震時の地盤リスクを『見える化』できます。
これら2つのデータを活用することで、建物における平時と有事の対策が可能となります。
※スクリューウエイト貫入試験。ただし、SWS 試験単独では調査結果が高止まりすることがあります。
また、地盤の揺れやすさが測定できないため、平時の不同沈下事故を防ぐことはできません。

地震・台風・集中荷重など大きな力が加わっても基礎全体がバランスよく建物を支えます。 建物の外周や柱の下だけの「布基礎」とは異なり、床下全面に鉄筋コンクリートの盤を敷き詰める「ベタ基礎」構造。 建物の重さを底面全体で受け止めるため、負荷が分散され、優れた安定性を発揮します。 さらに、地面をコンクリートで覆うことで地面から上がってくる湿気を防ぎ、シロアリなどの害 虫の侵入も防ぎます。
従来工法では換気できず、湿気がこもりやすかった床下の複雑なコーナー部分まで湿気を排湿し、床下全体を乾燥状態に保ち、理想的な環境をつくります。 従来比で1.5~2倍の換気性能を誇り、より高い効果を発揮します。 ※玄関、ユニットバス周りのみ気密パッキン仕様となります。








アクアブローは、アクアフォームの施工により発生した端材を、広域認定制度*を利用し回収・粉砕することで再利用した環境配慮型の高性能断熱材です。
*広域認定制度とは、環境省が認定する特例制度。産業廃棄物の処理を製造者等が広域に行うことにより、高度な再生処理や減量化されることを目的とする制度。
アクアフォームと同じ細かい連続気泡で構成された硬質ウレタンフォームを使用しているので、グラスウールブローイング10k断熱材の約1.2倍の断熱効果を保持しています。
オゾン層の破壊や地球温暖化の原因となるフロンをまったく使用せず、また、経済産業省が定めるPRTR法第一種特定化学物質やホルムアルデヒド、ホウ酸等は含まれておりません。
吹込み方式なのでアクアフォーム同様隙間のない施工が可能。また、ロックウールやセルロースファイバーのブローイング材と比べて比重が軽く天井への負担が軽く済みます。
吹込み後のアクアブローの沈下はほとんど見られず、一定の透湿抵抗により断熱材の内部結露も起こりにくく、耐久性に優れています。
100%リサイクルのためアクアブロー製造時の新たなCO2の発生が抑制でき、燃料化せずに再利用するため、より環境にやさしい断熱材といえます。
新築物件・リフォーム物件の天井裏への施工
| 熱伝導率 | 0.043W/(m・K) |
|---|---|
| 比重 | 16〜25kg/㎥ |
物性値 JIS規格(JIS A 9526:2013)の試験方法を準用


